有限会社マイベッツ(以下「弊社」)が運営・管理する「フォレスト・ドッグケアセンター」(以下「当ケアセンター」)の利用を希望される場合、以下の利用規約(以下「本規約」)に同意していただく必要があり、同意をもって双方の契約(以下「本契約」)の内容となります。

第1章

総 則

第1条 (趣旨)

この利用規約(以下「本規約」)は、有限会社マイベッツ(以下「弊社」)が運営・管理する「フォレスト・ドッグケアセンター」(以下「当ケアセンター」)を利用される皆さま(以下「利用者」)及びその愛犬に、当ケアセンターを快適にご利用していただくために遵守していただく事項を定めたものです。

第2条(当ケアセンターについて)

1.当ケアセンターは獣医師が在勤している老犬ホームです。
30年以上の小動物臨床の経験を持つ獣医師によるプロフェッショナルな経験と知識を用いて、老犬・認知症犬・要介護犬・飼主が高齢のため飼育困難になった犬などを、長期・短期、個々のご事情に合わせて最高に快適な環境を提供します。
2.当ケアセンター内には診療施設を併設しています。在勤の獣医師により、病気療養中の動物の受け入れを行うことが可能であり、デイリーケア、終末医療(ホスピス)による安らかな看取りまで、最良の知識・技術・愛情を提供します。
3.利用者の希望により新しい家族の斡旋、各種イベントの開催も行い、また、ドッグカフェ、ドックランも併設しており、飼主様や動物を愛する方々にとっても癒しの空間となる場を提供します。

第3条 (適用)

本規約は、当ケアセンターを利用するすべての利用者に適用されるものであり、当ケアセンターの利用を希望される方(以下「利用希望者」)は、予め本規約の内容を十分に理解していただき、その内容のすべてに同意した上で、自己の意思で当社所定の入会申込みを行うものとします。

第4条 (内容)

1.当ケアセンターが提供するサービス(以下「本サービス」)の内容は、弊社が別途定める各利用内容(プログラム)によります。また、弊社は、随時本サービスの内容及び本規約の内容を利用者の了承を得ることなく変更することができますが、変更が生じた場合は、利用者に対し遅滞なく、当ケアセンター施設内に掲示する方法、当社HPに掲載する方法その他の方法により、通知するものとします。
2.前項の通知は、当社が当該通知を利用者に送付し、あるいは当ケアセンター施設内の所定の掲示板に掲示し、又はHPに掲載した時点より、その効力を生じるものとします。

第2章

利用申込等

第5条 (利用申込)

1.利用希望者は、弊社へ所定の入会申込書類を提出し、その申込みを行うものとします。
2.申込書類の不備、誤記、遅延等、もしくは本規約又は申込書等について、利用希望者による不知、誤認があった場合、これらに起因する利用希望者の不利益は自己の責任とし、弊社は責任を負わないものとします。

第6条 (利用者)

本規約の利用者とは、前条に定める入会申込手続を行い、弊社がその利用を承認した方をいいます。利用者は、当該承認後、弊社が定める利用料金を弊社が定める方法により支払うものとします。

第7条 (利用契約)

1.弊社が前条の利用料金を受領した時点をもって、当社と利用者との利用契約が成立するものとします。

第8条 (承認及び取消)

1.弊社は、利用希望者が次の各号の一に該当する場合、前条に定める承認を行わないことがあります。また、利用を承認した後も次の各号の一に該当する事実が発覚した場合、その承認を取り消すことがあります。その場合、利用者(利用希望者)による不知、誤認、不告知に起因して利用者(利用希望者) に損害が発生しても弊社はその責を負いません。
①混合ワクチン(5種類以上)、狂犬病予防ワクチンを未接種の場合
②各種ワクチン接種後、2週間以上経過していない場合
③伝染病に感染している、又はその恐れがある場合
④寄生虫(ノミ・ダニ等)が多数発生している場合
⑤当ケアセンターの獣医師による健康診断の結果、お預かり出来ないと判断した場合
⑥その他お預かりが困難であると当社が判断した場合

2.前項の規定のほか、弊社は、弊社や当ケアセンター施設、施設職員、利用者数などの諸状況を鑑み、当サービスで受け入れることが妥当でないと判断した場合は、前項同様その承認を行わないことがあります。
3.弊社が本条項の規定に基づき承認を行わない場合は、当社はその旨を利用希望者に通知し、第5条(利用申込)規定の申込書等を返還します。この場合、既に受領済みの金銭等がある場合は、第9条(利用料金等)第3項の規定の通りとします。

第3章

利用料金等

第9条 (利用料金等)

1.当ケアセンターの利用料金は、第4条の本サービス内容に応じて弊社が別途定める料金表によります。
2.利用料金のお支払いは全額前払いとなり、弊社の指定する方法でお支払い頂くものとします。 個々の利用内容により追加料金が発生する場合は当社が別途定める料金表に基づきお支払い頂くものとします。
3.受領済みの利用料金等の返金については、弊社の責に帰すべき事由により利用者が利用継続不能となった場合等、弊社が返金すべきと認める場合に限り行うものとします。
4.利用者からの一方的なキャンセル、途中解約等におけるご返金は致しかねます。この場合でも、追加料金が発生する本サービスを利用されていた場合は、未受領の料金についてはお支払い頂くものとします。

第10条(所有権の帰属)

当ケアセンターの利用者が、弊社が別途定める各利用内容(プログラム)により、終身のお預かりとなる場合、動物の所有権は弊社に帰属し、生涯、動物にとって最適な環境を提供します。この場合、後日利用者のご事情が変わった場合でもお返しすることは出来ませんのでご了承ください。

第11条(獣医師による診療)

1.診療が必要な場合は、当ケアセンター内の診療施設において、在勤する獣医が診療します。
2.獣医師の診断により手術や高度な治療を必要とする場合は、事前に利用者へ電話にてご連絡します。この場合でも、弊社に事前に届け出た連絡先(電話番号)に連絡が取れない場合は、獣医師の判断により治療を行うものとします。
4.急病等により、緊急な治療及び処置が必要となる場合は当ケアセンターの獣医師の判断に一任するものとします。
5.獣医師の診察及び治療等に関わる一切の費用は利用者の負担となります。

第12条 (免責)

 当ケアセンター(又は本サービス)を利用する上で、弊社の責めに帰すべき事由により、損害が発生した場合、損害賠償責任を負うものとします。
なお、賠償すべき損害の範囲は、利用者及び第三者に生じた通常の損害に限るものとし、逸失利益を含む特別損害については、その予見可能性の有無を問わず、賠償する責任を負わないものとします。
また、賠償すべき損害の金額は、帰責事由の原因となった各利用内容(プログラム)に対して既にお支払い頂いた料金の限度とします。ただし、弊社に故意又は重過失がある場合は、上記損害の範囲及び金額を制限する規定は適用しまん。
2.当ケアセンター利用中に利用者又は動物の危険行為により、人身及びその他の動物に危害を加え又は加える恐れがあると判断した場合、人身及びその他の動物の安全確保を第一とさせて頂きます。

第4章

情報の取扱い

第13条 (秘密情報等)

1.本規約の対象とする情報は、秘密情報及び個人情報(以下「秘密情報等」)とします。
2.秘密情報とは、
(例1)
本規約に同意し、本ケアサービスを利用する際の申込書等に記載された利用者及びその最愛の動物に関する情報をいいます。
(例2)
本規約において、「秘密情報」とは、利用者が弊社に対して開示する一切の情報であって、営業上、技術上又は業務上の情報を含むものをいいます。秘密情報には、利用者が秘密である旨を示して開示した情報、及びパスワード付で提供された情報が含まれるがこれらに限りません。ただし、次の各号の情報は秘密情報には含まれないものとする。
①開示の時点で既に公知であった情報
②開示の時点で弊社が知っていた情報
③開示後、弊社の責に帰する事由によらずして公知となった情報
④開示後、権限を有する第三者より弊社が秘密保持義務を負うことなく適法に受領した情報

第14条

(秘密情報等の開示、漏洩、目的外使用の禁止)
弊社は、秘密情報等について、以下の場合を除き、厳に秘密を保持するものとし、第三者に開示・漏洩し、又、本規約の利用目的の達成に必要な範囲を超えて使用しないものとします。

①法令に基づく場合
②人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
③公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
④国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務
を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。

第15条 (個人情報の取扱い)

弊社は、利用者の個人情報を次の各号の場合に利用します。
(例)
①獣医師の判断により、診療を目的として必要な範囲で第三者に情報を開示する場合
②新しい家族探しを目的として必要な範囲で第三者に情報を開示する場合
③その他、当ケアセンターの運営を目的として必要な範囲で第三者に情報を開示する場合

第5章

禁止事項等

第16条 (利用者の責任・禁止行為)

1.利用者は、次の各号に該当する行為をしてはいけません。なお、利用者が本条項に反した行為を行った場合、弊社は、直ちに本サービスの提供を終了又は拒否、本契約の解除等することができ、損害の発生した場合は、弊社又は第三者はそれぞれ当該利用者に対し、その損害の賠償を請求することができます。
①弊社又はその関係者の財産、プライバシーを侵害し、又は侵害する恐れのある行為
②弊社又はその関係者を誹謗中傷し、又は名誉を傷つける行為
③弊社の職員、獣医師の指示・依頼に反して弊社又は他の利用者及び動物に危害を加える行為又は恐れのある行為
④本サービスの利用に際して故意又は過失により不実の告知をすること、必要なことを告げないこと
⑤利用者及びその愛護動物の行為により、弊社又は第三者の財産(キャリーバック等の所持品、施設設備、備品等を含むがこれに限らない)について破損、盗難等により損害が発生した場合、人身及び愛護動物に対して傷害等により損害が発生した場合

第17条 (不可抗力免責)

1.弊社の提供する本サービスが、天災地変等の自然災害、暴動・内乱・戦争、労働争議等、行政庁等による命令処分、法令の制定改廃等その他これらに準ずる非常事態などの不可抗力に起因して遅滞もしくは不履行となったときは、弊社は、その責めを負わないものとします。
2.前項の事態が発生したときは、弊社は、利用者に直ちにその旨を伝え、知り得る情報及び代替措置を講ずる場合はその旨を通知するものとします。

第18条 反社会的勢力の排除

1 弊社は、利用者が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる者をいう。以下同じ)に該当し、又は、反社会的勢力と以下の各号の一にでも該当する関係を有することが判明した場合には、何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
① 反社会的勢力が経営を支配していると認められるとき
② 反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められるとき
③ 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力を利用したと認められるとき
④ 反社会的勢力に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められるとき
⑤ その他役員等又は経営に実質的に関与している者が、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
2 弊社は、利用者が自ら又は第三者を利用して以下の各号の一にでも該当する行為をした場合には、何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
① 暴力的な要求行為
② 法的な責任を超えた不当な要求行為
③ 取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
④ 風説を流布し、偽計又は威力を用いて弊社の信用を棄損し、又は弊社の業務を妨害する行為
⑤ その他前各号に準ずる行為
4 弊社が本条各項の規定により本契約を解除した場合には、利用者に損害が生じても弊社は何らこれを賠償ないし補償することは要せず、また、かかる解除により弊社に損害が生じたときは、利用者はその損害を賠償するものとする。

第19条(準拠法)

本規約及び弊社と利用者との諸契約に関しては日本国法に準拠するものとします。

第20条 (合意管轄)

本規約に関する一切の紛争(裁判所の調停手続きを含む)は、(木更津簡易裁判所または千葉地方裁判所)(又は、川崎簡易裁判所または横浜地方裁判所川崎支部)を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意するものとします。

第21条(協議)

本規約に定めのない事項または疑義が生じた事項については、信義誠実の原則に従い協議し、円満に解決を図るものとします。

附則 本規約は、平成31年3月1日をもって発行し、同日施行致します